ゴミを追跡する
写真は、ゴミ箱に入れたかっぱえびせんの空き袋。
普通は、この時点で、あるいはゴミ袋を集積所に運んだ時点で、もうゴミのことは忘れる。
そこから先、ゴミが具体的にどこをどう運ばれていくかについては別に気にしないし、あまり知ろうとも思わない。
でも、たまにはゴミの気持ちになって、このかっぱえびせんの辿る道を具体的に追跡してみるのも面白いんじゃないかと思った
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写真は、ゴミ箱に入れたかっぱえびせんの空き袋。
普通は、この時点で、あるいはゴミ袋を集積所に運んだ時点で、もうゴミのことは忘れる。
そこから先、ゴミが具体的にどこをどう運ばれていくかについては別に気にしないし、あまり知ろうとも思わない。
でも、たまにはゴミの気持ちになって、このかっぱえびせんの辿る道を具体的に追跡してみるのも面白いんじゃないかと思った
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ということで、最初の中継点はいつものゴミの集積所。
収集車のお兄さんが次々とゴミ袋を車の中に投げ入れている。
運転手の人に、集めたゴミを次にどこに運ぶのか聞いてみたところ、
「ここらへんのゴミは全部ミサキの中継所まで持っていくんだよ」
とのことだった。
ミサキというから海の近くまで持っていくのかと思ったら、
水道橋のあたりに三崎町というのがあって、そこにいろんな収集車の集めたゴミをまとめる施設があるらしい。
というわけでとりあえずそこに行ってみることにする。
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次の地点は三崎町のゴミ中継所。
正式には千代田区環境清掃部千代田清掃事務所三崎町中継所と言うらしい。
事務所内にお邪魔してこの先のゴミの経路を聞いてみると、ここ以降は船で神田川の上を運び、次の中継点は秋葉原付近とのこと。
ちなみにここの中継所では燃えないゴミのみを集めるらしく、燃えるゴミは各収集車が直接最寄りの清掃工場まで持っていくらしい。
何にしろ、かっぱえびせんの空き袋はかならずこの船に乗るということになる。
というわけで、次の地点の秋葉原まで行ってみる。
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いよいよ最終目的地である埋立の現場へやってきた。
粉砕されて小さくなっているとはいえ、原形の大きさをある程度留めたゴミが、はるかかなたまで敷きつめられている。
かっぱえびせんの空き袋もこの中のどこかにあるに違いない。
なお、ここに露出しているゴミはぜんぶ燃えないゴミで、燃えるゴミはもうちょっと離れた場所に焼却灰の形で埋められている。
想像ではもっとカラスやカモメがギャアギャア舞っているかと思っていたけれども、さすがに焼却灰を食べるわけにもいかず、最近はほとんど姿を見せないらしい。
ちなみに、ここの埋立地の寿命はあと5年ほどしかない。そこで、埋立地の南側には新海面処分場という新しい処分場が作られつつある。
一部は既にゴミの埋立が始まっていて、全体の寿命は30年ほどとのこと。
広い東京湾とはいえ、そのうち東京都が使える部分はもう使い尽くしてしまったそうで、30年後にゴミをどこに持っていくかについてはまだ未定らしい。
まあ確かに、そんな未来のことはその時考えればいいよ、という気はする。
ところで、かっぱえびせんの袋はポリプロピレンというプラスチックでできているので、本来ならリサイクルできるはずだけれど、千代田区では今のところ分別回収するという制度はないみたい。
というわけで私はキコキコと自転車を鳴らしてお家に帰るのでありました。
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